SEIKO（セイコー）のMechanical （メカニカル）シリーズのSARB043。2013年購入。 特徴は直径36mmの小振りなケースに旭光仕上げのシルバー文字盤、ローマンインデックス、濃紺のワニ革型押しのカーフストラップという典型的なドレスウォッチの風情にあります。ビジネスシーン、冠婚葬祭など、上品な装いに最適な時計です。 当時の定価は48,000円（税込50,400円）でした。 ※消費税5％時代。 文字板「Automatic」の文字は、1950年代に登場したセイコー自動巻の初期モデルに使われていた書体を再現したものです。存在感の有るリュウズのトップにはSEIKOの頭文字である「S」が刻まれています。この「S」の字は、その形状が蛇のように見えることから「蛇エス」と呼ばれた当時のデザインの復刻となります。 ケースの横幅は40mm（リューズ除く）と大振りに見えますが、文字盤の直径は27mmほどですので十分にビジネスにお使い頂けるサイズだと思います。 コンディションは普通に常用しておりましたのでケースの左側などに擦れは認められますが、深刻な打跡や凹みはありませんので、十分に美品と呼べるレベルです。尚、購入時に別のベルトに換えて使用しておりましたので、革ベルトは未使用状態です。今回の出品にあたり、本来の姿に戻しました。何れにしても新品ではありませんので、神経質な方にはおすすめできません。 この革ベルトはカーフにワニ革の型押しを施したものですが、光の加減で黒にも見える深い紺色や型のリアルさなどとても上質に感じられます。ベルト穴は腕周り16.5～20.5cm程に対応しております。 ムーブメントは6R15。操作方法は一般的な自動巻きと一緒で、リューズを一段引くと日付の調整が可能。もう一段引くと秒針が止まり時刻修正ができます。 日差は平置き24時間の実測で約12秒の進みと中々の精度でした。実装時には多少の姿勢差が生じるかと思いますが、この価格帯の機械式時計としては十分な精度とお考えください。 ケースサイズ（約）：幅36mm(リューズ含まず)、縦43mm、厚さ12.5mm(風防含む)。ラグ幅：19mm。重さ：54g　 本体、取説、タグ類、保証書、化粧箱、外スリーブなど購入時のものは全て完備。