１．「萬川集海」、「正忍記」と並び、三大忍術伝書の一つとされる「忍秘伝」の原書復刻版（※和装本全２冊）です。伊賀の服部半蔵家に伝わった忍法の秘伝書です。
２．室町時代の永禄三年申二月吉日 初代半蔵保長が半蔵正成に授けたもので「近世忍術」以前の「古流忍術」の姿を残しているところが、この忍術書の特徴と言われています。
３．三重県上野市にあった沖森書店が昭和４６年 １月に限定出版したもので、１冊目が「忍秘伝」、２冊目が「解説及び 附 家蔵文献書目」で、文章、忍び道具等の図版に至るまで完全復刻し、再現したものです。発行当時のケース付きです。
４．元々、古書店で購入したものですが、前所有者が非常に大切にしていたものらしく、経年による少々の染み等はありますが、５０年前のものにしては保存状況もよく、中身は綺麗な方かと思います。
５．購入後は段ボール箱に入れ、ビニール袋に包んで大切に保管してきましたので、程度はいいと思います。
６．「忍秘伝」の原書復刻版は、現在、古書店にもほとんど出回らない貴重本のようで、昭和４６年以降に再販されたとは聞いておりません。マニアは手放さないのかもしれません。
７．私の母が伊賀市出身で伊賀上野城のすぐ側に実家があったため、子供の頃から忍者・忍術が好きで、コレクションしていたものですが、同好の方や忍者・忍術を研究されている方にお譲りしようと思い、出品しました。
８．発送は宅急便、またはゆうパックでお願いします。
★忍秘伝の目録の右下の箇所に赤い角印が写っていますが、元々のものであり、蔵書印ではありません。